農業関係者さま向けイベントを開催しました!

3月27日(木)、
株式会社そだてる主催
「ゲストスピーカーに学ぶ!農業成功の秘訣」

大盛況にて終了しました!!

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休憩時や終了時には、参加者の皆様、積極的にお名刺交換・交流をされ、主催側も嬉しくなりました
ゲストスピーカーの4名様、ご参加いただきました皆様、お忙しいところ、本当にありがとうございました!

今回のセミナーでは、それぞれ違ったかたちで農業に関わっている4名様をゲストにお迎えし、
それぞれの切り口から、農業を成功に導く秘訣をお話しいただきました。
1人あたり25分と、短い時間だったのにも関わらず、とっても内容の濃いお話を聞くことができました

「残念ながら日程が合わず、参加できなかった」というお声も多数いただきましたので、
簡単ではございますが、イベントの様子をお伝えさせていただきたいと思います。

第1部 『マルシェ出店の目的とその効果について』
財団法人泉佐野市公園緑化協会 常務理事 福島 征二 氏

福島征司氏
マルシェへの出店を続けていると、消費者の意見を直接聞けることはもちろん、飲食店との直接契約に繋がることもありますし、ときにはテレビに映ることもあります。
しかし、必ずしも、すべての農家さんにとってマルシェへの出店が効果的だとは限らないのかもしれません。
「自分の農業をどうしていきたいのか、そして、その目的達成にマルシェが本当に有効なのか。マルシェに出店し、そこで売上を上げるのだと考えるのではなく、マルシェを利用する目的を明確にすることが大事
出店者の失敗と成功をいくつも見てこられ、またご自身でも農業をされている福島さんの言葉は、とても説得力がありました。

第2部 『農家における情報発信の大切さとその方法』
北野農園 北野 忠清 氏

北野忠清氏
異業界とのコラボ農家仲間との新感覚のイベントなど、いつだって新しい取組みに前向きな北野さん。
セミナーでもたくさんの斬新な取組み事例をご紹介いただきました。
しかし、そんな中でも、3年間変わらず、毎週火曜日の夜8時には、地元で野菜を売られています。
「イベントは変わらないスタイルで続けることが大事。“いつでも、この時間にあそこへ行けば、あの子たちが野菜を売ってる”、ずっと変わらないからこそ、信頼され、愛されるんだと思うんです。」
北野農園が人々に愛されている理由は、こういった価値観にあるのでしょうか。

第3部 『規格外品に光をあてる6次産業化のポイント』
株式会社RingUp 岩本 徹 氏

岩本徹氏
6次産業化に興味を持つ農家さんは、とても多くいらっしゃるのですが、「よほど規模が大きい農家じゃないと難しそう・・・」「敷居の高いイメージが・・・」といった声をよく聞きます。
今回の岩本さんのお話では、実際の成功事例を、収支計算表とともにご紹介いただき、そのうえで、失敗しないためのポイントをいくつか教えていただきました。
なかでも、販路を見つけてから、商品化を進めるということは、実際に生産の当事者になると、忘れ去られてしまいがちです。
終了後のアンケートでは、農家さんから、「以前失敗した理由がわかった」「一度、前向きに6次化を考えてみようと思う」等、建設的なコメントをたくさんいただきました。

第4部 『農家における地域連携のメリット』
都倉農園 都倉 貴博 氏

都倉貴博氏
今回、行政や企業の方々を中心に関心の高かったテーマです。
スライドの内容を写真に収められている参加者さんが多数いらっしゃいました。
ひと括りに「地域連携」といっても、農業者同士の交流・連携だけでなく、地元スーパー・レストランとの農商工連携、生活研究グループや行政、中小企業診断士、個別宅配業者との連携など、視野を広げ、ひとつひとつの出会いを大切にしていけば、実に多様な可能性があります。
「異業種と連携することは、他産業が農業への理解・関心を深める機会となり、やがて、地域全体に産地づくりの意識が芽生える
都倉さんのこの言葉も、今回のイベント参加者の皆さんの積極的な交流のきっかけになったのかな、と思います。

■ □ ■

今回のイベントが皆様の農業の発展のヒントになれば嬉しく思います
株式会社そだてるは、これからも皆様のお役に立てるよう、工夫して参りたいと思います。

今後ともよろしくお願いします

P.S.
会場の熱気に包まれて、弊社代表、小畑 秀之も燃え上がっていました(笑)
小畑秀之


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