★前回ご紹介しました、モクモクファームの続編です。
今回はレストランと体験教室に関して、見逃せないところを私の主観でご紹介します
★『モクモクファームのこだわり(販売編)』はこちら
なんと、トマトジュースが数種類!トマトの品種ごとに作られていました!
ひとつの野菜を、品種別にジュースにしているところって、初めて見ました。
■もくもくジャージー牧場
ここは、25頭ほどのジャージー牛を飼っている広い牧場。毎日おいしいミルクが搾られています。
「日本の牧場は狭い敷地に牛をギュウギュウに入れすぎ。
『アルプスの少女ハイジ』の世界のように、もっと牛たちがのびのび暮らしてるのが理想。 br>
少ない頭数でも加工品に力を入れ、こだわり抜けば、ちゃんとやっていけるってことをうちが証明したい。 br>
現に、うちに来るお客様の2人に1人はジャージー牛乳のジェラートかソフトクリームを食べてくださる。」
確かに。ジェラート、私も食べました(笑)
■PaPaビアハウス
ぶどうの木の下で食べるバイキングレストラン。
『くるくるBOX』が設置されています。
残さず食べたら『くるくるコイン』がもらえ、そのコインをBOXに入れると、地球環境へ10円の寄付ができる、という仕組みになっています。
この取組みを始めてからお客様の食べ残しがぐんと減ったそうです。
■手づくり体験教室
ウィンナーやパン、お菓子の手作り体験ができます。今回、私はスモークウィンナーづくりを体験。
ここでもやはり、生産者の想いを伝える姿勢が見られました。
体験前には紙芝居で、『私たちは動物のいのちをいただいている』というメッセージ。
そして、その後の体験ですが、素手でウィンナーづくりを行ないます。
一般的にウィンナーの手作り体験といえば、ビニール手袋を着用するものです。
しかし、モクモクファームでは手袋を着用しません。
「素手でさわって、肉の感触・においを知ってほしい。五感で感じて欲しい。中には豚のにおいを『くさい』と思う人もいるけれど、これを毎日作っている人もいるということをわかってほしい。」
そう考えられているのです。
------------------------------
以上、簡単にですが、私が特に素敵だなと思った部分を2回に分けてご紹介させていただきました。
この他、ご紹介できなかったところにも、随所にこだわりが見られます。
また、時期を限定した体験やイベント等もたくさん開催されており、やはりそれぞれが深い意味を持っています。
日も暮れ、モクモクファームをひと通り堪能した後には、なんというか、
生産者に対する敬意と食材(=生命)に対する感謝の気持ちがとても大きくなっていました
モクモクファームは色々な遊びができて楽しい場所です。しかし、それだけにとどまらず、こうして『食育の場』としても存在しているのだな、と感じました。
伊賀の里モクモク手づくりファーム
〒518-1392 三重県伊賀市西湯舟3609
TEL:0595-43-0909
http://www.moku-moku.com/