こうして農業に関わるようになってから、こだわり食品ショップ等に行く機会が多くなったのですが・・・、
色んなお店で目にするこのパッケージ!
basil.sc 『こだわりのバジルソース』
この商品を作られている方が藤井寺市にいると聞き、お会いしてきました!!
大村元昭さんと、奥さんの成恵さんです^^
写真のお顔をご覧いただけばおわかりかと思いますが、
とーーってもいい人です
『いい人』以外に上手い形容詞を思い付かない…(笑)
もうね、大村さんの存在自体がハーブなんです!癒されます。
そんな大村さんが作る、こだわりのバジルソース。
今回はこちらをご紹介したいと思います。
3年連続、『大阪産五つの星大賞』を受賞しているすごいソースなんですよ。
(写真では2011年と2012年のみですが、この写真の直後に2013年の表彰式がありました)
一般的には水耕栽培が多いバジルですが、大村さんのバジルは土耕栽培。
水耕よりも土耕の方が香りが良いからだそうです。
日中、土の上で光合成をして、養分をいっぱい蓄えたバジルは、夕採りされ、24時間以内にビン詰めされます。
収穫されたバジルのすべてがバジルソースになります。
余った分や規格外品を加工品にしているわけではなく、最初からバジルソースに適したバジルになるように育てているんです
大村さんがバジルソースを作り始めたのは5年前頃から。
きっかけは何だったのでしょう?
大村さんは元々、フリーのプログラマーとして、色んなシステムを開発するお仕事をされていました。
在宅ワーカーだったし、畑もあったということで、お仕事の合間に、トマトやナス、きゅうりなど、
自給自足を目指して野菜を栽培し始めました。
ある日、畑に空きスペースができたので、お母さんに聞きました。
「畑空いてるけど、なにか植えようか?」
「じゃあ、おばあちゃんバジル好きやからバジル植えて~」
そうして、実際にバジルの栽培を始めてみたところ、
もともと水田だった畑なので、水もちがよく、
真夏でも葉焼けせず、葉っぱの大きなバジルがたくさん採れました。
「これソースにしたら美味しいかも?」
そう思いつき、ソースにしてみたところ、、友人からも大好評!
これがbasil.scのバジルソースの始まりでした。
その後、試行錯誤の末、現在のバジルソースへと変化を遂げます。
現在の味に決まるまで、何度もトライ&エラーを繰り返した大村さん。
「ダメだったときの原因の探り方や解決策の見出し方に関しては、プログラマー時代の考え方や視点がすごく役に立った」そうです。
システムも農業も、根本の考え方は同じなんですね^^
その後の販路開拓についてお聞きしてみると、
バジルソースが完成した頃、ちょうどマルシェジャポンが誕生したり、
大阪府が大阪特産品のネットショップを立ち上げる話があったりと、
タイミング良く、色んな追い風があったよう。
また、現在でも、Facebookのつながり等から色んなご縁があるそうです。
大村さんと話していて感じましたが、すべて大村さんの人徳によるものなのだと思います
そろそろ皆さん、大村さんに会いたくなっちゃったのでは?^^
basil.scさんは、様々なイベントに出店されていますが、
継続的なイベントとしては、
毎月第1週目の水曜日、淀屋橋odonaのマルシェでお会いできますヨ!
今でこそ様々なイベントに参加されている大村さんですが、当初はどちらかというと内気な性格だったそう。
なのに、バジルの栽培を始めてから、人前に顔を出すのが恥ずかしくなくなったとか。
「毎日ハーブの香りを嗅いでて前向きな性格に変わったのかも?知り合いでハーブ育ててる人もみんな陽気やし(笑)」
う~ん。。バジルソースには思わぬ効果があるのかもしれません
皆さんも、これからのパーティーシーズン、
チキンやパスタにバジルソースをかけまくって、陽気に過ごしましょうよ!!
basil.sc
〒583-0007 大阪府藤井寺市林5-7-6
℡:072-931-5011
http://basil.sc/
□■□ちなみに・・・■□■
大村さんのお話を聞いて、
“バジル好きなおばあちゃん”って、なんてオシャレなんだろう~ と思ったのですが、
実際、おばあさんにバジルを届けたら、「バジル?何それ?知らんわ」だったらしいです(笑)