「前回の記事」の続きです。
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岡山県で、行者にんにく??????
元々、北海道などで採れるものなのに、なぜ???

※「行者」は、「ぎょうじゃ」と読みます!

今回は、その「秘密」を紹介していきます。

「行者にんにく」とは、実は「にんにく」ではありません。
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

強いニンニク臭を持っている、辛味の「山菜」なのです。
「幻の山菜」とも呼ばれており、健康効果がニンニクの4倍、滋養強壮にもいいようです。

その行者にんにくは、元々は北海道で多く採れているものです。
というのも、生息地が限られているのです。

※詳しくは、以下の写真をご参考ください。
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行者にんにくは、冬眠しないといけないので、冬眠するような土壌の条件が必要です。
加えて、朝霧が発生するような環境、1日2時間程度の日照(北向きがいいようです)などの条件もあり、簡単にそだてることはできません。

また、生育がとても遅く、最初の収穫まで7年くらいかかるみたいです。
((((;゚Д゚))))ナ、ナナネン、、、

境、行者生産組合さんでは、長年労力をかけて、栽培に成功しました!
お見事です!

苗についても、北海道からの仕入ルートを確立されており、今後、行者にんにくを広めていきたいと考えておられます。
※なお、北海道でも山菜採りは命がけのようです。(^_^;)
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農地を広げて、どんどん栽培するぞーーー!といきたいところですが、実は、、、

とご相談をお受けしました!

いろんな条件があるとはいえ、兵庫や大阪の北部であれば、行者にんにくの栽培は可能です。

「行者にんにく栽培に協力してくれる農家はいないか???」

ということでした。

「ほほー。」

と、詳しく事情をお伺いすると、

「もちろん、真庭で農地を広げたい、、、」という気持ちはあるものの、地元ではリソースが不足しているとのことなのです。

行者にんにく栽培の肝である、「苗の仕入れルート」と、「生産ノウハウ」を提供するので、どなたか協力できませんか。というお話でした。

もちろん、作った行者にんにくの販売先に不安があるようなら、買い取ります!と全面的なサポートをお考えのようです。

どなたか、興味ある方いらっしゃれば、ぜひぜひご連絡お待ちしております。

以上、境、行者生産組合の代表 植田さんからのメッセージでした!!
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植田さん、とても気さくなおじさまでしたw。