今回は、大阪市福島区の新橋筋商店街で直売マルシェを開催したので、その時の様子を報告させていただきます。(平成26年4月24・25日)
今回の経緯は、新橋筋商店街の広報責任者の黒川さんから、商店街の賑やかしで野菜の直売ができないかと依頼されたことから始まります。
●黒川さんは美容院を経営する以外にも、「職親プロジェクト」という活動で、青少年たちの更生にもご尽力されている方です。
(最近では、安倍総理と一緒にTVにも映っていました)
せっかくマルシェを行うのだから、今まで訪問してきた農家さんの朝採り野菜を使用しようと思いつきました。それらを考慮した企画をつくり、大阪の和泉、岸和田を中心に若手農家が集まったグループ(南大阪ネクストファーマーズ=SNF)にお声掛けをさせていただきました。
SNFは昨年の9月ごろに結成された新しい若手農家グループで、今後の活動についていろいろとご相談を受けていたので、ちょうど良いタイミングでした。
朝の8時に待ち合わせ、野菜の引き取りをさせていただきました
その野菜を開店の10時に向けて陳列し、いよいよスタートです。
(陳列風景です)
(所狭しと並べました)
さすがに、とれたての野菜は新鮮ですね茄子に胡瓜、トマトにミニトマト・椎茸・軟弱野菜・サニーレタス・フリルアイス・そして朝掘りの筍などです。初日は売れ残ったらどうしようという不安で、少な目で集めたところ、なんと午後1時前に完売してしまいました(-_-;)
中でも、筍が1番人気で、開店わずか1時間足らずで完売です
(松本さんの軟弱野菜、花野さんのサニーレタス、古川さんの茄子・キュウリもほとんど残っていません。。)
終了が午後5時の予定だったので、さすがにあせりましたが、でも気持ち良く完売したので、思わずニンマリです。
(初日、完売です)
翌日は先日のこともあり、発注を2倍にしてチャレンジしました。
結果から申しますと昨日とほぼ変わらない時間でまたまた完売です
(2日目も完売です)
この新橋筋商店街はけっこう年配のお客さんが多いので、丁寧な接客を心掛けました。すると、ほとんどの方が、値段を気にせずに買われていくのです
商店街の中には、低価格を売りにしている八百屋さんもあり価格面でしんどいかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
“品質の高い野菜とお客さんと楽しく会話して買っていただく”この2点をしっかり守れば、少々の価格差など気にせずとも販売ができることが実証できました。
今回のマルシェでいろいろと仮説を立てながら販売した結果、課題も見えましたが、それを解決すれば十分に採算がとれると手ごたえを感じています
マルシェを出店する目的は何か、以前、弊社のセミナーでスピーカーになっていただいた福島さんの言葉を思い出しました
今回の目的は、商店街の賑やかしだったのに昼過ぎに売切れてしまったため、十分に目的を達成できませんでした。しかし、ここで得られた情報や経験は非常に大きいものがありました。この情報を農家さんにフィードバックして、より良いものにしていきます。