今回ご紹介する方は、和歌山県紀の川市で玉ねぎとみかんを栽培されている若手農家さんです。
GREEN JUNCTIONの田村 享也(たむら たかや)さん、年齢はなんと24歳!
田村さんのこだわりは完全無農薬で安心・安全な野菜や果物を消費者に提供すること。
このこだわりから、玉ねぎは淡路産よりも美味しいとお客さんから褒められることがあるそうです。
ところで屋号の「GREEN JUNCTION」ってどんな意味なのでしょう?
田村さんに尋ねてみました。
『GREEN=“若い” JUNCTION=“入り組んでいる”』
「若者が色んな考えをもって入ってきてほしい。僕にはそういう子らの気持ちがわかるから。」そうおっしゃる田村さん。
ここは、引きこもりの子やグレている子も歓迎する、色んな事情を持った若者の居場所のような存在でした。
「好きな時にタバコを吸っても良いし、携帯を触っても良い。だから、引きこもらずに外に出てこい。でも、いざ収穫するときだけはまじめにやれ。そして、働いて少しでも税金を払え。」
昔、田村さん自身もグレていて親にたくさん心配をかけていたそうです。
そんな実体験があったからこそ、そういった若者たちに対して、伝えたい想いがあるのです。
(真ん中の方が田村さんです)
さて、こんなふうに熱い想いを持つ田村さんですが、栽培されている野菜にも、やはり熱い想いが詰まっています。
田村さんは、実はもともと美容師を目指されていました。
美容院では、なかなか他の作業をやらせてもらえずにいた時に「何かちがう・・・」と感じたそうです。
そして並行してアルバイトをしていた農業のほうに力を入れるようになったそうです。
そのアルバイト先がこだわりの玉ねぎ農家さんだったため、今でも野菜は玉ねぎをメインに栽培されているそうです。
(なんと雑草に負けない玉ねぎを作ることで、美味しくなるそうです!! 雑草の中にちゃんと玉ねぎの苗もありますよ♪)
そのほかに、みかんや柿などの果物も同様の栽培方法で作られていました。
(無農薬みかんです。)
他にも加工品の生産・販売もしています。
田村さんの野菜や果物は、HPもしくはマリーナシティの農産物直売所で購入することが出来ます。
和歌山の飲食店(個人の焼肉屋さん)には、納品しているので、もしかしたら知らないうちに食べているかも(*’▽’)
ジャムなどは、なんばO-CAT 1Fの野菜直売Green Cafeで購入できます。
(南高梅のジャムとたまねぎ醤)
GREEN JUNCTION
〒649-6561 和歌山県紀の川市荒見403-3
HPアドレス:http://tamuranouen.com/